[雑記] 休講によせて~近況など
今朝、公園をウォーキングをしていたら新しく植えられた桜のネーム板にふと目が留まりました。
「普賢象(ふげんぞう)」という名前の八重桜です。実際に見るのは初めてなのでスマホで撮りましたが離れていて上手く撮れませんでした (;^_^A
花は真ん中の雌しべが葉化して長細くなっているのが目立ちます。普賢象はそれを普賢菩薩が乗る白象の鼻に見立てたことによる名前です。
というのは、以前サクラを描いた時に読んだ『桜の科学』という本の受け売り。とても読み易く写真も多いのであっという間に読み終わってしまう本ですが、「染井吉野の真実」や「日本ではほぼ一年中どこかで何かのサクラが咲いている」など興味深く、馴染みの深いサクラを多角的にとらえていて面白かったです。
さて、サクラの話が長くなってしまいましたが、3月に続き4月のボタニカルアート教室も有隣堂戸塚カルチャーセンター、湘南台カルチャーセンター、JEUGIAカルチャーセンターテラスモール湘南の全教室で休講になりました。この状況下ではしかたのないことですが大変残念です。
先が読めず閉塞感もあり、集中して作品を描くには難しいところですが、来年はいつもどおり教室作品展を開く予定ですので、今春の花の時期は大切にしなければという気持ちもあります。
教室がお休みになっている間、私はというと、ラン専門店で購入したパフィオペディルムというランを描いています。
1月に行った神代植物公園の温室で見たパフィオペディルムが素晴らしく、撮った写真をもとに描こうと思っていましたが、結局写真だけでは上手くいかなかったので、リベンジです。
パフィオペディルムは複雑な花の形をしていて、手前の袋状のリップ(唇弁)がとてもユニークです。
お店の方によると、特にこのパフィオはリップが心臓のように見えちょっとグロテスクなので女性にはあまり人気が無いということでしたが、私は一目見て描きたくなりました。まだ途中ですがコツコツと仕上げていきたいです。
5月以降は教室が開くかどうか新型コロナの状況次第ですが、早く今までどおり皆様と植物を描く楽しみを共有したいと思っております。
尚、教室の方で何かご質問等ございましたら、どうぞお気軽にメールでお尋ねください。(メールはプロフィールのページからもできます。)
では、皆様くれぐれも自愛くださいませ。
“[雑記] 休講によせて~近況など ” に対して4件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
Paphiopedilum(Paph.).venustumベナスタム
みたいに見えましたが楽しみですねー
このパヒオ私も描いた事が有りリップの袋が血管が浮き出たようで
面白いですね。
私たちの教室は3月休みで4月は有る予定ですが分かりません。
まあ都市部の方が大変ですね。
>ゴンベッサさん
>Paphiopedilum(Paph.).venustumベナスタム
お~、流石ですね。そうです。そう見えたのなら安心しました。
お店で見た時に、単にきれいとかじゃなくて突っ込みどころ満載というか、描きたいポイントが沢山あって良いなぁと。
値段もそれほど高くなかったのも良かったですが(笑)
新型コロナの収束の兆しが見えるのか、反対にこれからなのか分かりませんが、お互い家で出来ることを持っていて良かったですね。
コロナウイルス関係で、お教室がお休みになっているのですね。どこの教室も同じ状況で、なんだかとても心もとない気分で毎日を過ごしています。そんなときにもしっかりと植物画を描いていらっしゃるのは素晴らしいことですね。パフィオは蘭の仲間の中でも好きな花です。以前に描いてみたいと思って探したのですが、私の見たものは皆花が横を向いてしまっていて、構図的にイマイチでした。蘭の専門店でお求めになったパフィオ、すてきな作品に仕上がるのを心待ちにしています。
桜は今、ソメイヨシノが満開で本当にきれいですね。世の中コロナで振り回されているのに、植物はまったくいつもの春と同様に次々と花をつけるので、それをみているだけで心が和みます。
>ワインさん
描いていた方が自分が自分らしく安定していられるし、他に出来ることもないんですよ。
ワインさんもパフィオがお好きとは嬉しいです。ホント面白い花で見飽きないですね。
>植物はまったくいつもの春と同様に次々と花をつけるので、それをみているだけで心が和みます。
そうですね。何となくどんよりした毎日、心の健やかさもすごく大切ですね。