2008年11月14日 / 最終更新日時 : 2008年11月14日 Yuko 本『武王の門』 『武王の門 上下巻』 北方謙三 (新潮文庫) 南北朝の争乱の最中、後醍醐天皇は皇子たちを日本各地へ向かわせ、北朝方との抗争に備えていた。 その中の一人、懐良(かねよし)親王は弱冠8歳にして征西大将軍に任命され、九州統一に […]
2008年11月14日 / 最終更新日時 : 2008年11月14日 Yuko 本『M列車(ミステリートレイン)で行こう』 『M列車(ミステリートレイン)で行こう』 日本推理作家協会編 (光文社) 人気作家12人による日本各地を舞台としたミステリーで繋いだアンソロジー。 気楽に楽しく、お得感を期待しつつ読めるのがこういう本だ。 収録作品は逢坂 […]
2008年11月14日 / 最終更新日時 : 2008年11月14日 Yuko 本『殺人格差 ミステリー傑作選』 『殺人格差 ミステリー傑作選』 日本推理作家協会編 (講談社文庫) 本書は『ザ・ベストミステリーズ2003』20編のうちの10編。あとの半分は『殺人の教室』に収録されているそう。 収録作品は石田衣良「キミドリの神様」、横 […]
2008年10月29日 / 最終更新日時 : 2008年10月29日 Yuko 本『浮世絵師又兵衛はなぜ消されたか』 『浮世絵師又兵衛はなぜ消されたか』 砂川幸雄 (草思社) 著者はフリーの編集者としての仕事や単行本の執筆をされている方で、日本美術が専門という方ではないそうだ。 ということで、本書は作品自体を論じたり解釈したりする美術書 […]
2008年10月29日 / 最終更新日時 : 2008年10月29日 Yuko 本『「かわいい」論』 『「かわいい」論』 四方田犬彦 (ちくま新書) いつだったかテレビを見ていたら、レポーターの若い女性が何を見ても、何でもかんでも「かわいい♡」としか言わないので少々あきれた。この傾向は前々から感じていたのだが […]
2008年10月23日 / 最終更新日時 : 2020年7月20日 Yuko 本東野圭吾の本4冊 何年か前に『白夜行』を読んで面白かったので娘に薦めたら、娘の方が東野さんを読むようになった。 『容疑者Xの献身』の映画CMが盛んに流れているので、そういえば家にあったと何冊か漁ってみた。 『容疑者Xの献身』 東野圭吾 ( […]
2008年10月10日 / 最終更新日時 : 2008年10月10日 Yuko 本網野善彦の本2冊 一日一日と更新をサボっていたら、読了本がどんどんたまって、抜き差しならぬ状態に。 しばらく何冊かまとめて記録しなきゃ。まったく何でも直ぐ忘れちゃうからね。 『無縁・公界・楽 日本中世の自由と平和』 網野善彦 (平凡社ライ […]
2008年9月3日 / 最終更新日時 : 2008年9月3日 Yuko 本異色歴史短編集 『小説日本芸譚』 松本清張 (新潮文庫) 日本の芸道、美術史にその名を刻まれた芸術家10名を取り上げ、清張独自の見方でその人物に迫る短編集。 あくまで「小説」ということで、自由な発想で描かれているところが面白い。 それぞ […]
2008年8月14日 / 最終更新日時 : 2008年8月14日 Yuko 本未来へ託す 『パンダの死体はよみがえる』 遠藤秀紀 (ちくま新書) 「もしもし、ゾウが死にました。受領は可能ですか?」 そんな電話とともに、遺体の歴史は静かにスタートを切る。この問いに平常心で答えられるようになったのは、遺体の研究を […]
2008年7月18日 / 最終更新日時 : 2008年7月18日 Yuko 本大牙小説なのか? 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男 (文春文庫) 書評で面白いと評判だったので、読んでみることに。 あらすじは‥‥ 1943年、日本軍は奇跡の作戦といわれた「キスカ島撤退作戦」を行い、一人の犠牲者も出すことなくキスカ […]