[作品]《オキザリス・トリアングラリス》
今回描いたのはカタバミ科のオキザリス・トリアングラリスです。
カタバミというのは道端や公園などに生える雑草という感じですが、クローバーのような葉に小さな黄色い花のカタバミ、その葉が赤茶色になったようなアカカタバミ、やや大きいピンクの花を咲かせるハナカタバミなどは、よく見ると結構可愛い花ではないかと思います。
《オキザリス・トリアングラリス》部分
オキザリス・トリアングラリスの葉はカタバミよりずっと大きく、ちょうど△を三つ合わせたような形で、表は濃い紫色で中央に斑のような模様、裏は鮮やかな赤紫色になっているのが特徴です。明るい陽の光では紫がやや茶色っぽく見えますが、手元や室内では紫に見えます。葉は割と敏感に暗くなると閉じて明るくなると開くというのも面白いです。
描いたのはベランダの鉢植えで、毎年春から秋にかけて葉がワサワサと茂り、花はその間ポツリポツリと蕾をつけては咲いていきます。何となく風景と化していたので描くのが後回しになっていました。
葉の裏表の色の違いが好きなので、それが描きたくて花と葉を数本組み合わせた小品にしてみました。
作品はこちら→《オキザリス・トリアングラリス》
“[作品]《オキザリス・トリアングラリス》” に対して2件のコメントがあります。
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>ゴンベッサさん
どうも有難うございます。実際にあるオキザリスは葉が多すぎてちょっと描く気がしなくてだいぶ省略です(笑)
可愛い感じ、花を囲むように葉が3組
花より葉の印象が強く裏葉も表葉も面白いですね。
見たことがある植物、絵にすると面白いというより
書き手の構図で生きてきますね。