《チューリップ》
だいぶ季節がずれてしまいましたが、育てていたチューリップ‘ブラックパーロット’を描きました。
他の絵と同時進行でやっていたので遅くなり開花の仕上げはほとんど写真頼みというていたらく。結果、写真が不明瞭なため仕上がりも思いどおりにはいかず…
やっぱり実物を見ながらが一番ですよね、開花の下描きの細部をもっと明確に描いておけばよかったと反省です。
《チューリップ》部分
とは言うものの、花弁の複雑な切れ込みと特に蕾が描きたかったので描いていて面白くワクワクしました。
次回トライする時は本腰入れてしっかり描かなければと思っています。
チューリップといえば以前読んだデボラ・モガーの『チューリップ熱』を思い出しました。
チューリップバブルを背景にアムステルダムで繰り広げられる人間模様がいかにもドラマチック。フェルメールをはじめとするオランダ絵画のカラー挿絵多数がありで、読ん面白く見て楽しい本でした。
- 作者: デボラモガー,Deborah Moggach,立石光子
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 単行本
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作品はこちら→《チューリップ ‘ブラックパーロット’ 》
“ 《チューリップ》” に対して6件のコメントがあります。
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>ワインさん
今回はとにかく花や蕾が描きたかったのでそれだけを描きました。チューリップなどの単子葉植物は茎や葉をすっと描くのが難しいので、ちょっとズルした気分ですが(笑)
おっしゃるように、如何にも描きたいチューリップ多いですよね。フリルやバイカラーや垂れたもの、華やかで変化があって存在感もある。流石に多くの人が魅了される花ですね。
つぼみが少しずつ変化していく様子、こんな構図もあるのだと新鮮な気持ちで拝見しました。チューリップの中では正統派ではないけれど、こういうフリルのたくさん入ったパロット咲きのモデルは、いかにも描いてみたいと言う絵ごころをくすぐりますね。オランダ人が昔夢中になった花だと言うのがわかるような気持ちがします。子供の頃、チューリップって子供の花だと思いこんでいたものですが、あれは咲いた咲いたチューリップの花が~♪というあの童謡のせいですね(^^)
>もみじさん
>このまま没になる可能性が・・・。
私もそういうの結構あります。出来上がったとしてもなかなか描ききれたって思うのはないですけど。
昔のチューリップのボタニカルアートとか好きなので、また描いてみたいです。
私も描きかけのチューリップがありますが
実物を観ながらでないと完成には辿りつけません。
このまま没になる可能性が・・・。
kyouさんの蕾や開花の花びらの細密さは流石です。
お花の色が、とてもお洒落ですね♪
>ゴンベッサさん
カトレアのフリルはもっと細かくて大変そうですね。
>描きたい花が次々咲いて来るのに手が付けられないです。
お~、お気持ちよく分かります。でも本当に羨ましい限りですよ、素敵なランを沢山描いていらっしゃって。
カトレアのリップ似たひらひらの切れ込み見事に浮き上がって
すてきです。
やはり影の付け方大変に勉強になります。
私は今二枚の絵を同時進行で描いているのですが
もう花は終わってしまいましたが花だけ大至急で描き上げ
葉や根はコツコツですが描きたい花が次々咲いて来るのに
手が付けられないです。