《ノブドウ》と《サルトリイバラ》
ノブドウとサルトリイバラ、実ものを二点描きました。
ノブドウ(ブドウ科 ノブドウ属)は、つる性落葉低木です。花はあまり目立たないのですが、実は秋になると紫やターコイズブルーに美しく色づきます。
似ているものにヤマブドウとエビヅルがあり、ノブドウは食用にならないそうですが、ヤマブドウとエビヅルは食用になるそうです。
ノブドウはずっと描きたいと思っていたところ、今年、偶然近所のちょっとした雑木林で見つけました。台風で実が落ちないかドキドキしながら色づくのを待ち、取ってきて描くことが出来ました。
ノブドウ
ヤマブドウ
エビヅル
サルトリイバラ(ユリ科(またはサルトリイバラ科) シオデ属)も、つる性落葉低木です。サンキライとも呼ばれ、クリスマスのリースで目にすることが多いと思います。
サルトリイバラ
イバラと名のあるとおり、ところどころに刺があります。また托葉から巻きひげが伸びているのも面白い特徴です。
描いたものは、先月丹沢にドライブに行った時に見つけたものです。売っているものはほとんど葉が付いていないので、葉が付いたものを描けたのはラッキーでした。
“《ノブドウ》と《サルトリイバラ》” に対して6件のコメントがあります。
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> もみじさん
見てくださって有難うございます。
> 秋は実の物があちこちで観られました。
> 何時の間にか秋も過ぎ山の実はほとんど落ちてしまいましたね。
> 今年中にもう一枚実の物にチャレンジしていますが・・・。
自然の移り変わりは遅いような、早いようなと思いながら確実に進んでいきますよね。
そういう中にある実を描くのは本当に楽しいものですね。
私も描くのが遅くて、いつも描ききれない思いが残ります。
野性味を帯び枯れ落ちそうなサルトリイバラの葉のリアルさ!
対照的に緑の葉の美しいノブドウの葉!
素適ですね。
秋は実の物があちこちで観られました。
何時の間にか秋も過ぎ山の実はほとんど落ちてしまいましたね。
今年中にもう一枚実の物にチャレンジしていますが・・・。
描けないまま今年も終わりそうです(-_-;)
>ワインさん
なるほど。近種の名前がどういうわけか混同して呼ばれているということでしょうか。
ノブドウはワインさんのグループ展でも何人か描かれていて、興味深く拝見しました。
丹沢にドライブに行かれたんですね?11月は天気も良くて山はみごとだったでしょう。サンキライというのは日本ではサルトリイバラがそう呼ばれているそうなのですが、もともとは中国にサルトリイバラとは別の本物の「サンキライ」という名前の植物があるのだそうです。それがどのようなものなのかは見たことがないのでわからないのですが・・・
>みちこさん
いつもコメント有難う。実ものは描いていてすごく楽しいです。やっぱり実がなっているものは豊かな感じがしますよね。
野山の恵みを活用されていますね♪
サルトリイバラ、とても素敵です。葉が何とも言えない味を出している。