ブログを書くのも久しぶり、もはや月一更新が定着しそうです。
最近ずっと鎌倉のお寺で見つけた「セッコク」(樹に着生するラン)を描いています。
4月の終りから5月の初め、GWあたりに数回足を運んで、スケッチしたり写真を撮ったりしてきました。
緑の葉とピンクがかった白い花とのコントラストが清々しく、静かな庭でそこだけ光を集めたように輝いていました。その輝きの感動を植物画に表現できたらいいのですが。
今は下描きがやっと終わり、水張りをして彩色を始めたところです。
下描きは忍の一文字でコツコツ描いていますが、終わるといつも開放感と期待でワクワクしながら彩色をはじめます。一番楽しい時期かもしれません。
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>みちこさん
>大層複雑な花と葉の重なり具合ですね。
ほんとにそうですね。大そうな重なりが何とも魅力的で描きたくなりました。
近くで見ると、ほんのりいい匂いがするんですよ!
> 花と葉が重なっている時、見えない部分が繋がっている様に書くのは、どうやるのでしょうか。
見えない部分は見えないだけで本当はあるので、ある事を意識して描くしかないですね。重なりが作る空間を表現できれば、立体感が出るのではないかと思います。難しいですね。
大層複雑な花と葉の重なり具合ですね。
花と葉が重なっている時、見えない部分が繋がっている様に書くのは、どうやるのでしょうか。連続してないので、途中から書くしかないのだと思いますが、絵の具が始めだけ濃くなりそうだし、どんな筆遣いのするのかなあ、と思います。
>久保田さん
>セッコクは円覚寺のものと思いましたが、他にもあったのですね。
そうです、ご一緒したオフで見て描こうと思ったんですよ。本当は円覚寺の方が付いている梅の木に趣があるのですが、なんといって肝心のセッコクがイマイチで。長谷寺も見たのですが、そこも枯れ気味でしたね。
> ところで、「水張り」って初めて知りました。こんなことするのですか。
画用紙に水彩で絵を描くと、紙が波打ってしまうじゃないですか、水張りはそれを防止するものです。紙を水で濡らして伸ばしてから、パネルの上に専用のテープで周りをぐるりと紙を貼り付けます。乾くと紙がピンとして水彩絵の具でいくら描いても波打ちません。気持ちよく描き続けられますよ。
セッコクは円覚寺のものと思いましたが、他にもあったのですね。
着想から沸々と湧き上がり、最期が爆発ですか。花と実を書くなんて時間がかかりますね。その間がきっとうきうきの時間なのでしょう。
ところで、「水張り」って初めて知りました。こんなことするのですか。
完成を期待してます。
>ワインさん
>こんにちは!セッコク、kyouさんらしい雰囲気の花ですね!仕上がりが楽しみです。
自信ないのですが、コツコツやっていきます。いつもそればっかりですね(笑)
実はセッコクは冬に円覚寺で見つけて、これを春になったら描こうと目星をつけておいたのですが、いざ見に行って見ると天候不順だったせいか枯れてしまっていて花も全然なかったんです。ガ~ン!!でした。
しぶとくネットで調べたら、海蔵寺にあるような記事があったので、初めて行ってみて大正解だったという次第です。
ワインさんは流石地元、お寺をご存知だったんですね。大きなお寺ではないですけれど、手入れの行き届いた良いお寺ですね。
こんにちは!セッコク、kyouさんらしい雰囲気の花ですね!仕上がりが楽しみです。
植物画の教室で講師を!すごい♪
海蔵寺、あそこは駅からかなり歩くけれど、すてきなお寺ですね。駅から寺までの道もいろんな植物が咲いていたりして静かで大好きです。秋になると萩がきれいなお寺ですね・・
kyou2さん、お久しぶりです。
セッコク初めて知りました。
なんともいえないふんわりした花弁の感じとほのかな色合いがとても美しい花ですねぇ。
先週、鎌倉方面に行っていたのですが江ノ島あたりで油を売っていたら鎌倉の寺社巡りができませんでした。
ここはどこのお寺さんなのでしょうか?
ヨークカルチャーで講師をなさるとのこと。
横浜が近かったら是非kyou2さんの指導受けて見たかったです。
お忙しくなるとは思いますが、どうぞがんばってくださいね。