[お知らせ] 第5回YSボタニカルアート作品展 終了
お陰様で4月27日に作品展が盛況のうちに無事終了いたしました。ご来場くださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。
教室作品展は3年ぶりということもあって、出展者一人一人のレベルがグッと上がり、全体として質の高い充実した作品展になったのではないでしょうか。それぞれが誠実に作品制作に取り組まれた証だと思っております。また、初出展の方は色々と不安もおありだったと思いますが、まずは挑戦していただいてありがとうございました。
植物が溢れる美しい空間となった会場は居るだけで癒されるようでした。ボタニカルアートの精緻さと明快さが強く出ている作品、画面構成に工夫を凝らした作品など、自身の描画スタイルや作品の方向性を意識した作品が見られたのも印象的でした。額装については数年前から作品展が近づくと教室で行っているフレンチ額装も定着し、好みに応じて巧く取り入れていただいていると思っております。
作品展という形で改めて自分の作品を見てみるというのは、少し勇気がいりますが色々なことが見えてくる大切な機会でもあります。兎角他の方と比べがちですが、比べるのは過去の自分の作品だと思います。自分の成長を素直に喜ぶ気持ちを無くすと、描くこと自体が楽しくなくなってしまいます。描けずにもがく日もありますが、それを充実と感じで描いていきたいですね。
個人的なことですが、今回の作品展は準備の段階から家族の入退院・リハビリの付き添いと時期が重なり大変な日々ではありました。それだけに、教室の方の助けが大変心強くありがたいものでした。印刷物の手配、展示作業、受付担当、撤去作業、備品の運搬など様々な場面でご協力いただきました。改めて深く感謝申し上げます。
そして作品展が滞りなく成功のうちに終えることができたのも参加された40名の皆様のお力あってのことです。心より深く御礼申し上げます。