[雑記] ケイトウ‘ビューティ’制作中

9月あたりからノゲイトウに似た園芸品種のケイトウを描いています。恥ずかしながら遅々として進まず苦労しているところです。

モチーフの‘ビューティ’というケイトウは、一株の根元から複数の枝が出て穂状の花をつけるタイプなので、全体を描くとかなり煩雑になりボタニカル作品としては分かりづらいものになってしまいます。なので手前の枝だけを選んで描くことにし、補足の図として縮小した全体図を入れる計画で取りかかることにしました。

しかし、実際に手前の枝一つを描こうとするとそう簡単にはいきませんでした。根元で枝分かれしてそれぞれが茂っているので、描こうとしている手前の枝は後ろの枝の影響をうけ、後ろ側の葉が立った形になっています。そのまま描くと画面の奥の葉が立った形になり大変おかしな絵になってしまいます。

どうするべきか思案し、想像で葉の形を描いたりもしましたがうまくいきませんでした。結局、描こうとしている枝を他の枝の影響を受けないように矯正して、葉が自然にきれいな形になるように待ってから描くことにしました。

葉の形がなかなか良い形に定まらず、株立ちした植物の一枝を描くことがこんなに大変だとは思ってもみませんでした。あらためて「描こうとする植物のどこをどのように切り取って描くか」という事の大切さを考えさせられました。

また、はじめて見た時から花は難関とは分かっていたのですが、想像以上でした。右回りと左回りの螺旋が複雑で、見ている時はどうにか構造が分かっていても、いざ描くとなると全然うまく描けない。力不足を痛感しています。現実は厳しいですね。

そんなこんなで、10月にやっと彩色を始めるもあえなく撃沈!その後、もう一度下描きからはじめて現在の彩色となった次第です。しかも二度目の下描きではボーッとしていたせいか鉛筆が濃すぎて彩色の色が汚い…。もう取り敢えず描き進めてますけれど。

[雑記] ケイトウ‘ビューティ’制作中” に対して1件のコメントがあります。

  1. ワイン より:

    こんにちは。お写真拝見する限りではそれほどまでに悩んで描いていらっしゃるようには見えないんですが・・順調に彩色されているように感じられ、今回も感嘆しています。やはり植物画に徹底して描こうとされているkyouさんの徹底ぶりが描く姿勢につながっているんだなと思いました。螺旋・・ですか。これはなかなか難問ですね。ヒマワリの花なども真面目に描こうとすると気が狂いそうになるし!
    ビューティという名のケイトウ、以前描かれたモデルとはぜんぜん雰囲気がちがいますが、やはりもふっとしているところがケイトウですね。できあがりがとても楽しみです。

    1. kyou より:

      いつもありがとうございます。泣き言ばかり書いてしまいました。
      理想というか実物の花になかなか追いつかないのです。いつだってその時点でできる限りでなんですが。
      確かにヒマワリは螺旋の王様、まだ描いたことが無いですが、確かに気が狂いそうだわ~。

      今回も計画通りに描けるか分かりませんが、どうにか終わらせたいです。

  2. ゴンベッサ より:

    困難に挑戦素晴らしい、ケイトウは見るからに難しそう
    それがこんなに素晴らしく画けるなんて凄いの一言
    完璧ですね、私のいい加減さが目立って反省しています。
    それにしてもだいぶ時間がかかり困難さが伝わっています。
    頑張ってください。

    1. kyou より:

      こんにちは。いやいや何ともです。励ましのお言葉ありがとうございます。
      本物はもっと全然きれいなので、足元にも及ばない感じですよ。
      また次描くことがあったら、今度こそは螺旋をもっとすっきりと描ければよいと淡い期待を抱いてます。

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