[雑記] ケイトウの彩色

近頃は集中力が途切れがちで、彩色は遅々として進みませんが何とかやってます。

今回は前に描いたのとは別の種類を描いています。でも、トサカの下にある小さな花は今回も思うように描けていません。花をよく見ても単にゴチャゴチャとしているようにしか見えず、規則性があるのかないのかよく分かりませんでした。結果、下描きがあいまいになってしまい彩色が納得できないものになっています。あと少し格闘してみますがどうなることか。次に描く時はさらに花を観察し、完全とは言いませんがある程度「描けた」と思えるようにしたいです。

今は主にタブレットで写真を見ながら描いています。実際の植物を見て描く以上のことはありませんが、そうもいかないのが現実です。植物画を写真を見ながら描くという事に否定的な方もいらっしゃいますが、私は描く手段の一つだと思って多用しています。もちろん写真そっくりに描くことが目的なのではなく、重要なのは出来上がった作品が自分の意図したボタニカルアートになっているかどうかなのですが。

さて、今年もケイトウの種を蒔いて育てるつもりです。同じ種から育てても、一本ずつ形や色に結構違いが出るのも面白いところです。

ケイトウに見習って、私の作品も力強く個性的になると良いなと思っています。

[雑記] ケイトウの彩色” に対して6件のコメントがあります。

  1. きよぴー より:

    ケイトウの持つ、圧倒的な存在感がひしひしと伝わってくる作品ですね。
    深みのあるケイトウの色、描き込んだからこその色合いですね。
    今年になってまたお教室が休講中で、
    4月から再開されるか今のところ未定です。
    春の花があちこちで咲い始めていますが、
    描こうという気持ちが湧いてきません。
    カメラを持って、ひたすらお散歩の日々です。

    1. kyou より:

      コメントありがとうございます。まだ先は長いですが頑張って完成させたいです。
      東京は神奈川より厳しいのでしょうか。私のところでは教室はやっていますが、公民館の使用では同じ県でも市によって差があります。
      きよぴーさんは写真が凄く巧いですよね。植物に限らず風景も素敵な切り取り方をされているし。私は出不精だからいつも凄いなと思っています。

  2. ワイン より:

    こんな複雑な花を描こうと思われること自体、信じられない感じがします。すごいエネルギーですね!
    そして、トサカの部分の毛布のような雰囲気、水彩画とは思えないくらい重量感があってすばらしいです。完成が待ち遠しいです。
    私も、このところずっと描いていてもあまり集中できていませんでした。乗らないと言うか、楽しくないというか・・春になっていろいろな植物が目に入るようになったのに、どうも調子が出ません。やはり自分の生活の中に刺激が少なすぎるのかもしれないと思います。人との会話とか、大切ですね。それがモチベーションに一役かっているのかもしれないと思います。
    ハクモクレンが咲き始めました。こちらの調子なんて関係なく、春はちゃんとやってくるんですね。

    1. kyou より:

      いつもありがとうございます。技術的に納得がいかないところがあるのですが、今は少しでも描けばいいかという感じです。
      それと最近は仕上がりをきれいにしようという事に拘り過ぎず、描きたいように描いてます。ケイトウは強い花なのでサラリと描くのが苦手な私に合っているのかもしれません。
      おっしゃるようにモチベーションって大切ですね。コロナで世の中の先が見えなくて何となく自分の目標とか見つけづらくなっている感じがあります。
      ハクモクレン、私の近所でも咲き始めました、結構早い気もしますがどうでしょうか。

  3. ゴンベッサ より:

    わ~凄い、ちょっとマネは出来ない。
    花の細かさ葉のねじれ素晴らしい大作、迫力がありますね
    私も大作が終わり、今小品をかいていますが大作の後の脱力感から
    なかなか画けなくて最近ようやく気力がもどりつつあります。

    1. kyou より:

      いつもありがとうございます。
      花はもっとツンツンと飛び出している感じなんですが、そこがイマイチ難しくて。
      葉も沢山あるし完成まではまだ遠いです。
      大作お疲れ様でした。作品あとでサイトに見に行きますね。

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