《ツバキの実》
教室で枝付きのツバキの実を描いていらっしゃる方から一つ頂くことが出来ました。
肉厚の実がぱっくりと口を開け、中に大きな種が入っているという、いかにも描きたくなるようなモチーフで一目惚れです!
《ツバキの実》部分
ラップに包んで大切に持って帰りましたが翌日ラップを開けると、うわうわっ葉がぽろぽろ落ちてしまいました(T_T)
そんなこんなで、小枝に残った葉1枚に落ちた葉1枚を加えた絵になっています。
最初、実は肉厚で水分を含んだ感じで表面はややごつごつした微妙な色合いでした。その後どんどん乾燥して小さくなっていき全体が茶色っぽくなってしまいました。色があるうちに描けて本当に良かったです。
今回は小さいけれど形の説明をしっかりしなければならないモチーフだったので、彩色もはっきりと分かりやすいような感じにしました。ツバキの葉(表の方)は少し塗りすぎかなとも思いましたが、こってりと濃厚に描きたかったのでそのようにしてみました。
ボタニカルアートの彩色は割とさらっとしたものが多いように思いますが、自分で拘りのあるところはしっかり拘って彩色した作品の方が好きだったりします。まあ、好みですけれど。
作品はこちら→《ツバキの実》
“ 《ツバキの実》” に対して4件のコメントがあります。
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>ゴンベッサさん
そうですね、若い実は艶々できれいですよね。
木の実はドングリをはじめどれも面白いですね。形や色に変化があって描いていて楽しいです。
ムクロジも良いですね。見たことはありますが、なかなか手に入らないです(笑)いつか描いてみたいです。
椿の実ですか小さなころ藪椿の実、木に登り沢山取った記憶が有ります。
若い実はつやつや、爆ぜたのはだんだんと固くなってきます。
絵を見ると昔を思い出し楽しいです。
このような絵はいいですね~
ムクロジの実なども面白いですよ
これからの季節木の実や枯葉良いですね。
>ワインさん
そうでした、ワインさんも描かれたんでしたね。
おお、そうです、確かにツルツルしたものが多いですよね。貰ったものはツルツル感はなかったですね。
結構個体差あるんでしょうか、そう言えばもっと大きい実は「リンゴツバキ」とか言われるそうですけど。
>そばにいた友人が不思議そうに「こういうの、かわいい?」って言いました。かわいいですよね~!
はい、かわいいです!(笑)ほんとワクワクしますよね、種の出てくる仕組みとか「ああなって、こうなって」と解明していくのもまた楽しいです。
冬の入り口らしい作品ですね!私もツバキの実がなっているのを見て、どうしても欲しくなり、普段は入れない社宅の敷地内で芝刈りがあったときに係の人に頼み込んで入れてもらい、実を採ってきました。あれはうれしかった(^^)
こちらのモデルは果実の皮の部分がけっこう凹凸ある個体ですね。私が以前に描いた実はつるりとして光っていました。実が割れて種が顔をだす姿というのはどの植物でもちょっとワクワクしますよね。先日サザンカの実が落ちているのを見つけて、「わっ、可愛い♡
」と手に取ったら、そばにいた友人が不思議そうに「こういうの、かわいい?」って言いました。かわいいですよね~!