個展の準備その4
先日やっと画材店に頼んでいた額装の最後の分が届きホッとしました。サイズの大きな作品や、シンプルにすっきりさせたい作品はお店に頼んでいました。
自宅で額装する分は全部終わったていたので、一段落した感じです。
マットの装飾ばかりやっていたので、シンプルなものはちょっと物足りない感じもしますが、全て装飾しても五月蠅い感じになってしまいますからね。
と言いつつ、最後にリメイク額とマット装飾(ラビ)をアップしようかと思います。
《リンゴ》
《リンゴ》の額は30×30cm正八角形で、いつもと同じくヤスリ掛けしてペイントしました。今回はステンシルで微かな模様を入れてみました。仕上げは半艶のサテンバーニッシュです。
マットは円形にして、ラインは前回より細めの線で入れました。
《ドングリとヤマボウシ》
《ドングリとヤマボウシ》は作品自体が普通の植物画っぽくないので、ちょっと変形にして個性的にしました。
《ジニアとプルーン》
《ジニアとプルーン》はラインとラインの間に植物模様を入れてみました。
《ハイビスカス》
《ハイビスカス》は作品が斜め構図で余白の部分が多くなるのが気になって、随分悩みましたが変形のマットを切って角の余白部分に花の模様を入れることにしました。この模様は少し前にユーラシア文化館で見た「バリ展」の文様からのインスピレーションです。型を作ってステンシルで仕上げました。
準備の様子を何回かアップしてきましたが今回で一応終わりにします。作品や額装に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。また、お近くの方は個展会場にもどうぞお立ち寄りくださいませ。
「齋藤優子ボタニカルアート展」2018年10月11日~16日 詳細はこちら
“個展の準備その4” に対して4件のコメントがあります。
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>ゴンベッサさん
私も我流というか、マットについては「アンカードルモン(フレンチ額装)」の本を見ながらやり始めました。誰かに習いに行ったということはないです。
額縁のペイントは全くの我流で、好きなようにやっています。
枠自体を作るのは流石に難しいので、塗装で工夫するという感じです。
額装素晴らしいですね、習った事が有るのですか?
額装だけでも教室が有るくらいなので奥が深いですね
私みたいに我流だとなかなか難しいです。
>ワインさん
いつも励ましてくださるようなコメント有難うございます。
>大切な我が子にきれいな衣装を着せる親のような気持なのではないでしょうか。
そうですね。そのとおりかも。
それぞれの作品が持つ雰囲気を一層引き立てるために、額装は一助になると思ってやっています。
ワインさんの作品展もいつも楽しみにしておりますので、今年も伺いますね。
準備万端ですね(^^)ボタニカルアートをひきたてる額装、とてもいい雰囲気に仕上がっていますね。きっと、実物を拝見するともっともっと素敵なのだろうと思います。
大切な我が子にきれいな衣装を着せる親のような気持なのではないでしょうか。