《クレマチス》
「天空」という素敵な名前のクレマチスをいただいたので描いてみました。
花の色はうす紫、花径が10センチ弱、雄しべが多数弁化していて花弁の沢山ある八重咲きのクレマチスです。
花弁と書きましたが、クレマチスは真の花弁というのはなく花弁に見えるのは萼片だそうです。言われてみれば確かに萼は見当たりませんよね。
今回描いたものは、葉や葉の付き方がよくあるタイプとはちょっと違っていて、クレマチスらしい葉ではないけれど、見た通りに描いてあります。以前描いたミゼットブルーはよくあるタイプではないかと思います。
「天空」はこれでもかというほど花弁(と言ってしまいますが (;^_^A) があり、ワサワサという感じでした。また雄しべが中心に少しだけ残り(雌しべはよく分かりませんでした)未熟花弁状のものも見受けられ、この花が沢山の雄しべが弁化したのだという様子がよく分かりました。
作品はこちら→《クレマチス‘天空’》
“ 《クレマチス》” に対して6件のコメントがあります。
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>ゴンベッサさん
お知らせ有難うございます。見せてもらいますね!
kyou2さんたびたびお邪魔します。
私事ですがBulbophyllum(Bulb.) fletcherianum` Brown Nail`
フレチェリアナム `ブラウン ネイル`
(http://www.geocities.jp/gonnbeltusa/newpage567.html#2017_0712)
と言う珍しい花が咲きましたので見ていただけたらと思い
描き込みました。
のんほいゴンベッサのコーナーで蕾から3箇所で写真があります
私自身この花の実物を見るのは私の所で咲いた2度だけです。
よく似た蘭でBulbophyllum(Bulb.) phalaenopsisファレノプシス
は植物園や蘭友会で時々見る事が出来るますが
とにかく変わった花です。
>ゴンベッサさん
花弁の重なりは描いていてワクワクしてきます。葉は以前ゴンベッサさんが指摘してくださったように、あまり不自然にボコボコした感じにならないようにと思っていますが、つい調子に乗ってしまうので(;^_^A
>植物としては原種の素朴な感じが好きですが原種自体が手に入りにくいですよね。
確かに。ランはとくにそうなのかもしれませんね。原種のチューリップ、シクラメンなども面白くて描いてみたい植物です。
>ワインさん
本当にクレマチスは色々な種類のものがありますよね。一重はシンプルだけどとても趣のあるものがありますね。ワインさんらしいなぁと思いました。
このクレマチスは「如何にも描いてみたくなる感じでしょ?」と下さった方がお庭から持ってきてくれたものです。
花弁の重なりぐあい、花弁の裏を少々入れて有るあたり
素晴らしいです、葉のねじれや葉脈凄いです。
やはり人の上手い絵を見るのは勉強になり面白いです。
植物としては原種の素朴な感じが好きですが
原種自体が手に入りにくいですよね。
描くのは八重咲き手応えが有り面白そうです。
確かにおっしゃるとおり、クレマチスらしい葉のつきかたからはちょっと外れている感じですね。いかにも園芸種という雰囲気ですよね。八重のクレマチス、最近種類も豊富で、毎年この季節になると新種らしいクレマチスを見るのが楽しみです。kyouさんの描かれたクレマチスもたくさんの花弁で素敵ですね。自分が選ぶならたぶん一重のちいさなタイプのクレマチスになってしまうと思うけど、八重には八重の魅力があるのを感じます。絵には重量感みたいなものが必要ですよね。