「筑波実験植物園」
今月18日に茨城県の筑波実験植物園へ行ってきました。
予定当初は知りませんでしたが、行く間近になって世界最大のショクダイオオコンニャクが咲いたと聞きラッキーでした。
ショクダイオオコンニャクは14日に開花して高さ238cm、スカートを逆さにしたように広がった仏炎苞の直径は110cmとのことです。私が見た時はもうしぼんだ状態でしたがそれでも巨大で、これだけの花を咲かせるのはすごいエネルギーだと思いました。
ショクダイオオコンニャク
上が雄花、下が雌花
開けた穴から雌花や雄花を見ましたが、雌花の一つ一つが大きくてびっくりです。仏炎苞も肉厚で4センチくらいはありました。
興味のある方はショクダイオオコンニャクの様子が詳しく書かれている「コンニャク日記」をどうぞ!
ピナンガヤシ ヤシ科
トーチジンジャー ショウガ科
クロバナタシロイモ ヤマノイモ科
花は黒いコウモリやネコ、悪魔などにもたとえられているそうです。
ツルラン ラン科
ツルラン ラン科
ツルランはエビネの仲間で園芸用の採取などで減少しているとのこと。絶滅危惧植物(VU)
バウヒニア・アウレイフォリア マメ科
バウヒニア・アウレイフォリア マメ科
葉がユニーク、最初二つ折りで大きくなると開いてまるでお尻のような形に。
シンビジウム・アロイフォリウム ラン科
ネペンテス・トルンカータ ウツボカズラ科
ネペンテス・アンプラリア ウツボカズラ科
つくづく実に上手くできているなぁと…
レモン‘ポンデローザ’
パキラ・アクアティカ アオイ科
パキラ・アクアティカ アオイ科
パキラがこんな大木に、ましてこんな実がなるとは知りませんでした。
アリストロキア・ギガンテア ウマノスズクサ科
花がべろんと大きくて20cm以上もありインパクト大。
アリストロキア・エレガンス ウマノスズクサ科
ギガンテアに比べるとエレガンス。
センナリバナナ バショウ科
エクメア属 パイナップル科
熱帯資源植物温室
温室はサバンナ温室、熱帯雨林温室、水生植物温室、熱帯資源植物温室に分かれています。ゆっくり見ていたら4,5時間経っていました。
サバンナ温室
キソウテンガイ
ずっと葉が伸び続けるので株のまわりを数メートルも葉がのたうち回っている状態だそうです。(湯浅浩史『植物からの警告』)
他にも夏休みということもあって、面白いコーナーがいくつかありました。
嗅いでみました…思いっきりの勇気はなくて助かった。魚の生臭いような、腐ったような臭いでした(´;ω;`)ウゥゥ
あいにくの天気でほとんど温室しか見ていませんが、それでも見るものがありすぎるくらいでした。2,3回通わないと全部見られそうにありません。
植物園を後にして宿に行き翌日はアクアワールド茨城県大洗水族館へ。
サメの種類が多くて見応えがありました。でも、魚は動いて写真が全然撮れなかったのでざっくり割愛。
ハナガサクラゲ
ハナガサクラゲ
繊細な色や形と揺らめきにうっとりです。
動物も植物も生き残りをかけて色や形や機能を進化させていて、その多様性と生命力に驚かされた2日間でした。
“ 「筑波実験植物園」” に対して6件のコメントがあります。
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>mapleさん
>ハエが来るんじゃないかと思ったら予想が外れた(;^_^A
私ももっと臭かったり、ハエがいたりするのかと思っていました。
説明文を読んでなるほどなぁと思いました。仏炎苞を閉じた後に臭いを出す必要はないということなんですね。
>珍しいお花がたくさん^ ^
>ずっといても飽きないかもしれませんね。
図鑑でしか見たことがなかったものが結構あってうれしかったです。
>山形にクラゲの水族館があって大人気なんですって
そうなんですか。あまりクラゲに注目してなかったのですが、衝撃的にきれいでした。
ショクダイオオコンニャクのお花、ほんとに大っきいですね。
ハエが来るんじゃないかと思ったら予想が外れた(;^_^A
このお花の香りは嗅ぎたいような嗅ぎたくないような。
いい香りだったら迷わず嗅ぎたい(笑)
珍しいお花がたくさん^ ^
ずっといても飽きないかもしれませんね。
クラゲか~、昔海で毒がないクラゲを触って遊んだ。
ポヨンポヨンで面白い手触り*\(^o^)/*
山形にクラゲの水族館があって大人気なんですって。
>ゴンベッサさん
ボタニカルは縮尺?原寸大だったらものすごいですね(笑)
>匂いは多分蘭のバルボフィラム属も魚の腐った匂いやうんこの匂いの物が多いので何となく分かる気がしています。
ランもそんな臭い匂いのするものがあるんですか、知りませんでした!気高いランが虫を集めるためには手段を択ばないって感じが良いですね。
ほんとウンが良かったです。前回や前々回咲いたときも一か月以上も差があるみたいですから。
ショクダイオオコンニャク確かネットでボタニカルアートを見た事が有ります。
巨大な絵になるので凄いですね。
匂いは多分蘭のバルボフィラム属も魚の腐った匂いやうんこの匂いの物が多いので何となく分かる気がしています。
昆虫の中には蝿のように腐った匂いを好む物が数としては沢山いるので花も対応している様ですね。
それにしてもウンがよい開いている所なら凄かったので
もう少し早く見たかったのでは。
私も見てみたいです。
>きよぴーさん
>開花の報道があってから数日経って出掛けたので、強烈な香りは体験できませんでした。
>怖いけれど、その香り、いや臭いをかいでみたいなと今でも思っています。
>強烈な臭いを発するのは、短時間なんですね。
そうみたいですね。私も全然臭いは感じませんでした。でもまあ、実物を見られただけで感激です。
他にも初めて見るものばかりだったので、とても勉強になりました。
>透明感があるクラゲが水中をフワフワ漂っている姿を見ると、癒されます。
クラゲ好きの方って結構いらっしゃるみたいですが、分かるような気がしました。
ワクワクしながら、読ませていただきました。
ショクダイオオコンニャクの開花に遭遇できて良かったですね。
昨年、神代植物園でショクダイオオコンニャクの花を見ました。
やはりその大きさに圧倒されました。
開花の報道があってから数日経って出掛けたので、強烈な香りは体験できませんでした。
怖いけれど、その香り、いや臭いをかいでみたいなと今でも思っています。
強烈な臭いを発するのは、短時間なんですね。
ラフレシアの臭いは体験されたのですね。
次回はぜひ、ショクダイオオコンニャクの臭いをかいでみなくてはね(笑)
透明感があるクラゲが水中をフワフワ漂っている姿を見ると、癒されます。