《ジニアとプルーン》
ジニアとプルーンを組み合わせて描いてみました。
ジニアは和名がヒャクニチソウで、そちらの方が昔から親しまれている名前かもしれません。近年は園芸店で属名のジニアという名前で色々な園芸品種を見るような気がします。
描いたうちの1本は花弁が多く、且つ一つ一つが丸く巻いているものでユニークでした。
《ジニアとプルーン》部分
プルーン(セイヨウスモモ)は表面にブルーム(果粉)と呼ばれる白い粉状のものが薄く付いているのが特徴です。ブルームは蝋物質で、表面を覆うことで果実の水分の蒸発を防いだり、病気から保護したりするそうで、ブドウやプラム、ソルダム、キュウリなどでよく見かけますね。
《ジニアとプルーン》部分
また触るとすぐとれることから、ブルームが全体にきれいに付いているものは鮮度が良いという目安にもなっています。
さて、いざこれを描くとなると薄く白いブルームの表現がなかなか難しいです。文字通りホワイトで粉を付けるように描く描き方もありますが、私は見たままの色を紙の白を意識して薄く乗せるという感じで描いています。
今回は2つのものが紙面上で作り出す空間が面白くて描きました。続いてもう一枚同じような構図で《ドングリとヤマボウシの実》を描いている途中ですが、どうなることか。
作品はこちら→《ジニアとプルーン》
“《ジニアとプルーン》” に対して6件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
>ゴンベッサさん
>白い粉をふいた丸い物とか白い細毛の物とか非常に難しいです。
私もいつも苦労してますよ。それと白い毛の生えた植物って結構多いですよね。
でも、植物って見れば見るほど微妙な色合いで、やり甲斐があります。
白い粉をふいた丸い物とか白い細毛の物とか非常に難しいです。
kyouさんはさすがですね、説明されて頭では理解出来るのですが
いざ自分で描くとなると描けるかどうかかなり疑問です。
白く残した所に薄プルーンの色を微妙にぼかす技は絶妙ですばらしい又濃い色から白までの色の配置ほれぼれしています。
>きよぴーさん
> 配置のバランスが絶妙で、プルーンの表情もとっても素敵です。
有難うございます。構図を考えるのが面白かったです。
> プルーンの質感がとっても良く出ていますね。
実物はもっと微妙で美しいので、毎度のことですがチャレンジですね。
> ジニアより、ヒャクニチソウという呼び名の方が
> 馴染んでいる昭和生まれのきよぴーです(笑)
ご同輩です(笑)
園芸の世界もネーミングの良し悪しで売れ行きが変わるみたいです。ツボサンゴって言うよりヒューケラのが今っぽいしオシャレ?だったり。
> 昔からのヒャクニチソウとは違って、
> その種類の豊富さにビックリしています。
ヒャクニチソウって鱗っぽい萼とか肉厚な感じの花弁とか存在感があるので好きです。
わぁ~楽しい組み合わせですね♪
配置のバランスが絶妙で、プルーンの表情もとっても素敵です。
プルーンの質感がとっても良く出ていますね。
紙の白さを生かしつつ、プルーン本来の色も付けていく。
とても難しい作業なのに、丁寧な仕上がりに惚れ惚れしました。
ジニアより、ヒャクニチソウという呼び名の方が
馴染んでいる昭和生まれのきよぴーです(笑)
昔からのヒャクニチソウとは違って、
その種類の豊富さにビックリしています。
>もみじさん
>丸まった花びらの裏表の彩色を一枚一枚丁寧に描かれていて素晴らしいです。
有難うございます。でも、花が枯れてしまってかなりの部分写真を見て描くことになってしまい残念でした。
> 葡萄の巨峰を描いてみたくて冷蔵庫に保存して5日も経過してしまいました。
> 白い粉状の表現に臆して!!
> kyouさんは白い紙の色を意識しつつ白色を少し載せたのですか?
巨峰のブルームも繊細ですよね。
私は白色は使わずに描いています。でも、どんな描き方でも結果オーライですから、色々試しています。
> コンビの作品もグッドですね♪
有難うございます。描いていて楽しいですよ。
難しそうな八重のジニア・・・
丸まった花びらの裏表の彩色を一枚一枚丁寧に描かれていて素晴らしいです。
プルーンの表面に付いている白いのはブルーム(果粉)と呼ばれているのですね。
この表現は難しいですね。
葡萄の巨峰を描いてみたくて冷蔵庫に保存して5日も経過してしまいました。
白い粉状の表現に臆して!!
kyouさんは白い紙の色を意識しつつ白色を少し載せたのですか?
コンビの作品もグッドですね♪
ドングリとヤマボウシ!楽しみです。