いつものフラワーセンターへ
3日の文化の日に、大船のフラワーセンターへ行ってきました。
ときどき夫婦でフラリと行くお馴染みのところです。この頃二人ともちょっと疲れ気味なので、のんびりした雰囲気のフラワーセンターは安らぎます。
ご多分にもれず予算不足か、手入れの行き届かないところも見えるのですが、それも「しょうがないなぁ」という感じです。
歳をとった親のやりたくてもやれないもどかしさ、みたいなものを連想しました。
先週の日曜日も来ていたので、「あら、今日はちょっと混んでいるね。」などと話していたら、菊花展をやっていました。
厚みのある花びらで、こんもりと大きく仕上げられたも「あつもの」のより、どちらかというと花びらが細い管になったような「くだもの」の方が好きです。
室内の展示では、切花で「一文字」というのが見事でした。直径20センチくらいあったでしょうか。
盆栽はとても趣がありました。菊がこんな風に盆栽になるなんて知りませんでした。
ロウヤガキ(老爺柿、老鴉柿)という樹に、3センチくらいの小さな柿がなっていました。
説明には、中国原産で正月まで実を鑑賞できる数少ない樹とありました。残念なことに渋柿だそうです。
道にフウセンカズラの実のようなものが落ちていました。上を見ると花のように実が付いていました。
説明にはフクワバモクゲンジとあり、こちらも中国原産。開園時からあるそうで、県内ではほとんど見られない珍しい樹だそうです。
薄い膜がとてもきれいで、中に茶色い種が入っています。壊さないように幾つか拾って帰りました。ちょっと描いてみたくなります。
閉園近くになって寒くなってきた時に、それならばと温室に入りました。
温室はあまり大きくないですが、ラン、ハイビスカス、スイレン、バナナなどが見られます。
ランはもう少し立派なものがあるといいのですが…。
ハイビスカス《オレンジ フラミンゴ》
スイレンは特に好きな花で、見るたびにうっとりしてしまいます。
スイレンとかハスの花には、どこか別格な神々しさがあります。
花の美しさも然ることながら、茎や蕾がシッカリと太くて生命力を感じるところも好きな理由です。
スイレン《スター オブ サイアム》
来るたびに「次は植物のスケッチくらいしなきゃ」と思うのですが、いつもただのんびり、ゆっくり過ごすばかりです。
“いつものフラワーセンターへ” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
>みちこさん
> 平塚に新しく出来た県立植物園には行かれましたか?
平塚には行ったことがないです。根が出不精なので近場の大船ばかりですよ。
> 菊の盆栽は面白いですね。イギリスで盆栽は大人気だそうですが、日本でも若い人が楽しんだりしていますね。
会場にいらした方の話では、菊の盆栽は1,2年で出来るみたいで、普通の盆栽に比べて随分早く出来るんだなぁと思いました。盆栽はいつかやってみたいですね。
> 睡蓮や蓮は、この世の邪気を払う!みたいな使命を帯びていそう。
> すっくと伸びた太い茎がたくましくて私も好きです。
お~、そうでしたか。使命というのがいいですね。
ベランダにも一つ欲しくなってしまいます。
『ご多分にもれず予算不足か、手入れの行き届かないところも見えるのですが、それも「しょうがないなぁ」という感じです。歳をとった親のやりたくてもやれないもどかしさ、みたいなものを連想しました』
ふふ。利用者に暖かな目で許してもらえて職員もほっとしますね。
フラワーセンターは、よく頑張ってるな、と私も思います。職員も利用者も植物好きなので、通じるものもあるのでしょうね。
平塚に新しく出来た県立植物園には行かれましたか?
菊の盆栽は面白いですね。イギリスで盆栽は大人気だそうですが、日本でも若い人が楽しんだりしていますね。
睡蓮や蓮は、この世の邪気を払う!みたいな使命を帯びていそう。
すっくと伸びた太い茎がたくましくて私も好きです。
『来るたびに「次は植物のスケッチくらいしなきゃ」と思うのですが、いつもただのんびり、ゆっくり過ごすばかりです』
そういえば、あそこでスケッチしている人は少ないな。とにかくまったりした場所なんでしょうね。たしかレストランが無かったような。もったいないですね。