只今制作中
3月にプラムの花を描き始めて、ずっと実がなるのを待っていたが、先週やっと実家から実の付いた枝を切ってきた。
大きさや色の付き具合が重要だから、「今、プラムどんな具合?」と五月蠅いくらい電話をしたりしていたので、母もさぞホッとしたことだろう。
トレーシングペーパーにラフに実を描いたものを、8割がた完成している花に組み合わせて構図を決めていくのだが、これがなかなか苦労する。
描いてある花の余白と実際の枝が、そうそう簡単にぴったり合ってくれるわけでもないので、何本か候補の枝を切ってきたのだが、実際に使ったのは一本だけだった。ちょっと勿体無い気もするし、何だか申し訳なくなってしまう。
構図が決まると、細かく下描きを描き始める。
プラムとは別に、5月からカシワバアジサイを描いている。
前から描きたいと思っていて探していたが、園芸店で一目惚れした鉢植えがあったので、これだ!と思って描き始めた。
例によって下描きは苦手なのだが、どうにか最後までこぎつけて、やっと彩色に入ったところ。
花の丈があるので、途中で切って葉を入れてみた。それと真上から見た花が面白かったのでそれも加えてみた。
だがこれが超難しい、無理だったかも‥‥テンション下がっている。
プラムの下描きを仕上げないといけないので、カシワバアジサイの方はいったん中止。
紙が劣化しないように保存しなきゃいけない。こういう時、どうやって保存するのがベストなんだろう。
とりあえず、パネルごとビニール袋に入れて乾燥剤を入れている‥‥。早く完成させるに越したことはないが。
プラムの実は見ているだけで豊かな気持ちになってくる。やっぱり瑞々しい実はいいものだ。
だが、いかんせん切られた枝。よ~く見ようと葉っぱを動かしたりしていると、実がボトッ!と落ちたりして、その度にうわっとか、ぎゃーとか悲鳴を上げている。
は~、兎に角、早く下描きを仕上げないとね。