ランとトケイソウをアップ

「世界ラン展日本大賞2006」に展示された作品をHPにアップ。

残念ながら(というか、当たりまえのこと)入賞は出来なかったけれど、一次選考だけでも通ってよかったと思う。シビアに自分の作品を見ることが出来る場だった。

ボタニカルアートを直に見ることは少ないので、他の人の作品をじっくり見せてもらった。

あくまで正確な花の形態を写生することが第一だが、それでも筆遣い、色彩に微妙な個性が出てくる。そこが面白い。

受賞した白いデンドロビュウムを描いた作品は素晴らしかった。

白はよほどテクニックがないと陰影が汚れになってしまう。爽やかな白が印象的だった。

振り返ると、初めてのことで色々経験できて面白かった。

書類提出や作品の郵送、開催日前夜の内覧会、最終日の片付け作業。

毎年こうやって行われていたんだなぁ、と実感できた。

最終日の片付けの前は、各店が安売りをしてとってもお買い得!信じられないくらい安い。

内覧会で早々にカトレアを2鉢買っていたのが悔やまれたか…。

「良いものから売れるから~」と、店の素敵なオヤジさんに言われコロリと参ってしまったのだが、ホントにいい花が咲いているので、まぁ満足満足。

最終日の安売りでさらに3鉢買って、今も皆、元気に華やいで咲いている。

ランとともに同じく去年描いたトケイソウをアップした。

トケイソウは好きで描いているけれど、何回描いても難しい。

今年はカエルレアではない種類を描いてみようかと思っている。

ランとトケイソウをアップ” に対して4件のコメントがあります。

  1. deguchi より:

    おはようございます。
    展示会、お疲れ様でした。
    いろいろと吸収できたことが多かったのでないでしょうか…。

    トケイソウのオレンジ色の実が印象的です。
    中央のちょうど今、完熟したような鮮やかな色あいの実、
    少し右上の実は、やや完熟しきったような感じ、
    そして下方には、まだ青い実があって、熟すのを待っている…
    まるで「時間の移ろい」を象徴しているかのようです。

  2. Yadayoo より:

    新たにアップされた絵画を拝見しました。植物を前にして、正確に、これだけのサイズの絵をまとめるのは、大変な根気が要る仕事ですね。敬服いたします。色に濁りがなくてきれいですね。絵の具やパレットの管理にはとても注意されているのでしょうね。私なんか、パレットの隅っこの汚れを洗わずとっておいて、ときどき使うという不精なことをやっているので、きれいな色使いを見ると「おおっ」という感じです。

  3. 弥勒 より:

    ランとトケイソウ。すごくいいですね。

    #のところには何を書くといいのですか?
    取り合えずニックネームを書きましたが。

  4. ワイン より:

    楽しみにしていたランの画像がアップされてうれしいわ。
    大きな絵なんですね。とてもきれいです。
    ランはまだ私は描いたことがないのですが、なんともしたたかな生命力のある花だなというのが私の印象。いつかこの花にまけないしたたかな生命力を自分の中にもてたら、私もランを描いてみたいです。
    展覧会に出品されるって、エネルギーあって素晴らしいです。それに良いランの鉢を3鉢も手に入れられたなんて、すごく実り豊かですよ!
    私もがんばろうっと。

コメントは受け付けていません。

前の記事

愛すべき失言
雑記

次の記事

調子にのる