蘭三昧・蘭尽くし
「世界らん展日本大賞2005」へ初めて行ってきた。
これほど大量の蘭を一度に見たことはなかったし、また一株一株がすごく立派!
蘭は、つくづく自然と人工がミックスされたような不思議な花だと思う。まるで作り物のように完璧な美しさだ。そして色、形、香り、どれを取っても、なんとバラエティに富んでいることか。
華麗なカトレア、清楚な胡蝶蘭、ユニークなパフィオペディラム、可憐なエビネ・・その中から自分好みを見つけることが出来る。昔から人間を魅了してきたのも頷けるなぁ。
意匠を凝らした大がかりなディスプレイ部門も圧巻だが、個別種ごとの部門では、手塩に掛けた一鉢という感じで、鉢ごとについた名前に人柄を感じてしまう。こちらの方が、私は好きかな。
ボタニカルアートも展示されていて、レベルの高い作品を見ることが出来た。15周年記念の今回に限り、イギリスRHSリンドレー博物館所蔵の作品展示があった。これはラッキー、勉強になった。
出店者の販売ブースで、「ホシケイラン」という一株1000円の苗を、二株1500円におまけしてくれた。
「わ~嬉しいな、ありがとうございます!ガンバって育ててみます。」って言ったら「エビネ」も入れてくれた。
とっても得しちゃった気がして、また嬉しくなった。